2019年アジア選手権 男子シングルス決勝が4/28に中国・武漢市で行われました。
結果、桃田選手が優勝となりました。本当におめでとうございます。
2連覇ですから、勢いでなく正真正銘の実力で勝ち取った勝利と言えると思います。
それではマッチプレビューを書いていきたいと思います。
桃田 賢斗 [1] | 2 | 12-21 21-18 21-8 |
1 | SHI Yuqi [2] CHN |
第一ゲーム 桃田 12-21 シーユーチー
序盤からホームのシーユーチーが先行!
次々とスマッシュを決め、点数を重ねていく劣勢の展開。ミスもあり、6-0と一時6点差まで離される。
そこから粘りのレシーブと要所要所のスマッシュでなんとか11-9と2点ビハインドで持ち直す。
後半長いリーチを生かし、早いタッチとテンポのいいスマッシュで桃田選手を突き放す。
そのまま12-21でシーユーチーが1ゲームを制す。
第二ゲーム 桃田 21-18 シーユーチー
序盤はほぼ拮抗状態、1ゲーム目の勢いそのままにシーユーチーが責めるが、必死に桃田選手も食らいつく。
なんとか11-9で桃田選手リードで折り返す。
そこからも一進一退の攻防が続くが、次第にシーユーチーが粘りのラリーに我慢できず、ミスが重なる。桃田選手のペースとなり、21-18で2ゲーム目を制す。
第三ゲーム 桃田 21-8 シーユーチー
1ゲーム目の真逆の展開。桃田選手がスピードを上げ、点数を重ねていく。
11-5の6点リードで折り返す。
そのままシーユーチーもミスも重なり、21-8で桃田選手が勝利!!
総括
2ゲーム目、しっかり桃田選手のプレーができたことが勝因だったと思う。
逆にシーユーチーにとっては、2ゲーム目の粘りの展開についていけず、3ゲーム目まで持ち込んでしまったのが、敗因だったと思う。
3ゲーム目に関しては、桃田選手はさらにギアを上げたのに対し、シーユーチーはスピードダウンし、完全にローギアとなっていた。
相手のローギアのテンポに合わせず、終始ネット前を高い位置で取り、攻め続けた桃田選手はやはり秀逸だったと思う。
本当におめでとうございます。お疲れ様でした。